EURO2020リアタイの喜び

今、欧州で一番盛り上がっているもの、といえば「EURO2020」です。

サッカー好きならば言うまでもないですが、あんまり詳しくない人もいると思いますので説明しますと、欧州地域では4年に1回のペース(ちょうどオリンピックイヤーと同年)でナショナルチームのサッカー大会があります。アジア地域だとAFCアジアカップというのがありますが、それと大体同じようなもんです。あと、今年は2021年なのになぜ「EURO2020」なのかというと、オリンピックと同じで去年やるはずのものが延期したからです。

ということで、いわば一地方のナショナルチームによる大会に過ぎないはずのEUROなんですが、サッカーの強豪国は大体ヨーロッパに偏っていることもあり、世界中の人間が視聴する一大ビッグイベントになっております。とはいえ、日本では地上派での放送がないので、視聴する場合はWOWOWなどの有料放送を契約する必要があります。ちなみに先日、WOWOWは有料チャンネルのくせしてエラーを吐いて視聴不可になるとかいうやらかしをしたんですけどね。

 

ただ、今私がいるのは欧州です。サッカーは大人気コンテンツですので、全試合が地上波で無料放送されます。さらに、こっちのゴールデンタイムに合わせて試合が組まれているので、予選リーグでは毎日昼3時くらいから夜11時前くらいまでの間に3試合されます。そんなわけで、ほぼ毎日一番視聴がしやすい時間にテレビつけっぱなしでサッカー見られるという、ファンからしたら超贅沢な状況です。サッカーファンにしか分からんと思いますが、エリクセンが心臓発作で倒れた瞬間もリアタイで見てました。

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自宅で手軽に見られるEURO2020

ちなみに、今回の大会はちょっと特殊でして、通常であればこういう国際大会は一都市でまとめて開催されるのですが、今回は開催都市の密防止のため、初の複数都市分散開催となっております。そのため、毎試合毎試合試合会場の国が違うという、国際大会にしてはちょっと珍しい開催形態です。

あと、日本としてはオリンピック開催が近づいている昨今、会場に客をどれくらい入れるかどうかですったもんだ議論したところであり、「実際EURO2020って観戦客って入れてるの?」というところが気になるかと思います。

これについてですが、今回分散開催という手法をとったことで、各試合は会場がある国の入場規制に従うこととになります。そのため、会場によって人がまばらだったり逆に満杯だったりと様々です。

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6月19日のフランスvsハンガリー戦 atハンガリー

特に、欧州各国の中でワクチン接種率が高く規制もユルユルなハンガリーでは、コロナ前かってくらいにスタジアムに客が入っています。画像のとおり超絶密集状態ですし、し、観戦中にマスクもしてません。半裸のおっさんたちが群がって盛り上がる姿はまさに壮観。