まず、本日6/19のブラチスラバの気温をご覧ください。
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＞ 異常高温による混乱 ＜
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とまぁこれを見て日本人なら思うわけです。３２度は確かに暑いがさすがに異常は言い過ぎなんじゃないか、と。こちとら３８度、３９度で戦ってるんだよ、と。
ではここで、ブラチスラバの気候を確認してみましょう。
グラフには東京の気温も併記してあるのですが、見てわかる通りこの国は東京より基本的に涼しいです。特に夏場の８月は３０度超えることが珍しいレベル、という気候感です。そもそも緯度的に言えば札幌くらいの位置なので間違いなく涼しいはずなのです。
で、そんな国の６月に３２度という高温ですよ。そりゃもうこの国に長く住み慣れた人からしたら異常ってわけです。そこそこ年齢のいってる現地人と話すと、「昔は冬は湖凍ったからそこで自由にスケートできたのに、今は全然できへん」なんて嘆くこともよくあるので、これもまた地球温暖化なのかもしれません。
ちなみにこんな気候故か、エアコン＝ぜいたく品という認識でして、不動産を探すときにも"equipped airconditioner"がアピールポイントになる程度にエアコンが普及していません。そういう時、山や川、湖など涼しいところに行って過ごすことがスロバキア流だそうです。
