だいぶ前に写真で投稿しましたが、この度ヨーロッパで車を入手しました。
ということで、ここ最近は車で各地を旅行しておりまして、買って1か月で走行距離が2500kmを超えました。ちなみに職場は徒歩圏内のみなので、2500kmのうちほぼ99%はレジャー使用、残りは買い物です。がっつり使い倒してしまっている。
さて、今回は欧州で車の運転についての雑感を書いていきたいと思います。
左ハンドル
欧州大陸では左ハンドルの右走行です。これは右ハンドル左走行民族としては最初困惑しましたが、1000km以上走ったあたりから慣れてきました。何の説得力もないですが、結局は慣れの問題です。
マニュアル車が主流
実は欧州だと日本では絶滅危惧種のマニュアル車の方が主流でして、大体市場で走っている車の7割ほどがマニュアル車と言われています。最近の欧州でも一般車はAT化が進んでおり、高級車になるほどATということらしいですが、ちょっと古めの中古車や低価格車だとマニュアルがほとんどです。新車でもグレードの安い車はマニュアル車の方が購入価格が安かったりします。
ちなみに私の車はオートマです。一応免許はマニュアルでも取ってはあるのですが、やっぱりオートマのが乗り慣れてますし楽ですからね。
速度制限がめちゃめちゃ細かい
日本の道路では一般道は60km/h、高速道路は100km/hで一部の道路で制限があったりなかったりというのがデフォかと思いますが、ヨーロッパはもっと区分が複雑です。
まず、大きく分けて高速道路・一般道路・市街地と区別されます。国によって、それぞれに速度制限が設けられていますが、大体高速だと120~130km/、一般道路で80~100km/h、市街地だと50km/hが多いです。また、優先道路という別区分があったり、一部市街地では30km/hに指定されていたり、さらには工事中区間で速度制限が別途設けられていたりします。
そのため、ヨーロッパの街から街へ高速道路を使って走行した場合、
街中50km/h制限→街終わりの標識(50km/h制限解除)→郊外路時速90km/h制限→高速道路130km/h制限→高速降りて郊外90km/h制限→街始まりの標識・50km/h制限→街中の30km/h制限区間→街中50km/h制限
というように、街から街への移動で速度制限がめっちゃ可変します。こちらの速度取り締まりも結構厳しいということなので、引っ掛からないように常に速度制限表示は気にしながら運転をする必要があります。
路上駐車
ヨーロッパの市街地の道路はとにかく路上駐車が多いです。一方通行の道に両側路上駐車している道路とかもあります。あと、路上駐車も前後の車がギッチギチに詰めてくるので、これどうやって出したらええねん、みたいなことも多々あります。
車庫入れ
ヨーロッパ特有なのかは分かりませんが、こちらだとショッピングモールなどの駐車は頭から突っ込む方が主流です。日本だとバック駐車が主流なのですが完全に逆ですね。
ちなみにこれなんでかというのが最初不明だったのですが、どうやらヨーロッパだと一度の買い物でたくさん買い込むことが多く、後ろの荷台にたくさん荷物を積むには頭から突っ込んだ方がトランク開けやすくていいじゃん!ということらしいです。言われてみれば合理的。今後、自分もたくさん買い物をするときはそうしたいです。