秋の味覚、ブルチャーク

もう9月も終わりですね。2021年ももうあと3か月で終わってしまう。。。

日本もようやく涼しく秋らしくなってきたようです。スロバキアにももちろん秋はありまして、夏と比べるとだいぶ涼しくなりました。と同時に、どんどん日も短くなっております。

さて、日本には「食欲の秋」という言葉がございますが、ヨーロッパの秋といえばビアフェスやワインフェスなど「酒」の季節です。そして、チェコ・スロバキア地域にはこの秋にしか飲めない「ブルチャーク」というワインがあります。

ブルチャークというのは8~10月頃までしか飲めない季節限定ワインです。こちらは発酵途中の微炭酸・低アルコールの飲み物でして、ワインとぶどうジュースの中間のようなものをイメージしてもらえればOKです。

バーでも飲めますし、写真のとおり量り売りで持ち帰ることもできます。

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瓶ではなくプラスチックのボトルにタンクから直入れ

これが本当においしくてですね。微炭酸の果物ジュース(低アルコール)という味わいです。ワインが苦手だよ、という人でも間違いなく飲めます。

ちなみにこんなおいしいお酒なのですが、日本では全くと言っていいほど知名度はございません。というのもこのブルチャークは、常に発酵が進行している飲み物でありまして、日本に輸送することが不可能なのです。上記写真も必ずボトルの口は完全に閉めず、また運ぶ時も揺らさずに運びます。

ということでブルチャークはこの地にこの時期に来ない限り飲むことはできません。今往来が自由にできない情勢ではありますが、いずれ国境が開いたときにはぜひ一度ブルチャークを楽しみに中欧へお越しになってみてください。

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