祝日でお店がやっていないなら、国境超えればいいじゃない

昨日9月15日、スロバキアでは「聖母マリア7つの悲しみの日」という祝日でした。聖書の中で聖母マリアは7回悲しむ出来事があったことに由来するものだそうです。こっちではキリスト教関連の祝日がたくさんあるのですが、いかんせんキリスト教及び聖書に関する教養がなさすぎるので、毎回祝日の意義へ理解が追い付いていません。

 

さて、以前の記事「今日は祝日です」で書いたとおり、こっちの祝日では小売り店はスーパー含め全休でして、休日にウキウキショッピングなどはできません。宗教的休日ですし、みんなで教会に行きましょう。

 

ですが、こちとら敬虔なる仏教徒(?)なので、教会には行くことなどできません。さりとて、家にいるのももったいないですしやっぱりお休みはショッピングしたいよねという次第です。

 

ということで、他国にお買い物へ行ってしまいましょう。

 

まず、ブラチスラバオーストリアの位置関係がこちらになります。

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ご覧の通り、ブラチスラバは国境沿いの町なので車でちょっと行けばすぐオーストリアです。シェンゲン協定により国境審査もありません(ただし、最近はコロナウイルス対策のために国境沿いでワクチンパスポートの提示が求められることもあります)。

 

今回行ってきたのはオーストリアにあるParndorf outletです。欧州大陸域内にあるアウトレットの中でもかなりの規模・人気を誇る大規模アウトレットです、ウィーン観光に来た団体海外旅行客がツアーの一環でこちらへ寄ったりもするようです。

www.mcarthurglen.com

ちなみに海外アウトレットでの買い物は初なのですが、知っているブランド7割初めて聞いたブランド3割という感じです。スポーツウェアやアウトドア、ラグジュアリーブランドは日本でもなじみ深いもの(Nike, Adidas, PUMA,GUCCI, Coach, the North Face  etc.)がある一方、中高価格帯の服や鞄、靴のブランドなんかは初めて聞くものもありました。

 

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爆買い!

ということで夫婦揃ってがっつり購入。ブラチスラバも住みやすい街ではあるのですが、やはり人口40万程度の都市なのでどうしても物量には不足感があります。というより、極東の島国であるはずの日本が物をあまりにも入手しやすすぎる、と言えるのかもしれません。

 

島国民としては、休日に日帰りで他国にお買い物、という感覚自体理解しがたいものですが、地続きに他国があり、しかも国境沿いの街となるとこれが当たり前のカルチャーなのです。