日本の食卓に上るお肉、と言いますと牛・豚・鳥が一般的で、一部地域では羊なんかも食される感じかと思います。
スロバキアも内陸国かつ農業国なので、同じように牛・豚・鳥に加えてターキーの肉、ソーセージやベーコン、サラミの加工肉などがよく食べられます。ただ、それらに加えてスーパーにはある肉もちょいちょい並んでいます。それは、ウサギの肉です。
日本だとウサギ肉はジビエの一つのような扱いをされる傾向にありあんまりメジャーな食材ではない(あとペットのイメージが強いのかなんか食べることに罪悪感がある)ですが、当地では普通にスーパーで買えます。そんなわけで、せっかくなんでうさぎを一羽買ってきました。
ぱっと見塊のお肉のように見えますが開封するとまるごとウサギ一羽です。圧倒的獣感。
このままオーブンで丸焼きもいいですが、今回は解体してから焼くことにしました。
できあがったのがこちら。味は脂肪分が少ない鶏肉という感じです。そういえばうさぎは一羽、二羽と鳥と同じ数え方をするんですが、ひょっとしたらこの数え方を決めた人はウサギの味で鳥と同じ数え方にしたのかもしれません。
ちなみにウサギの骨も余ってたんで、ウサギ出汁を取ってスープも作りました。
お肉が鳥と同じような味がするんならこれも絶対美味しいやろ!と思ったのですがあんまり美味しくなかったです。そこは鳥じゃないんか・・・。