海ないし湖で泳ぐか

 再三当ブログでも言及しておりますが、スロバキア内陸国でありますので海がありません。そのため、海に行くためには国外旅行が必須であり、バカンスシーズンにはイタリア・クロアチアギリシャ・スペインなどといった海リゾートへ出かけるスロバキア人が多くいます。

 が、陸で地続きであるとはいえそんなリゾート地に出かけられるのは平民であれば年に1~2回が限度。そうそう簡単に海へ行けるもんじゃないです。とはいえ、夏の天気のいい日はやっぱり自然の中で泳いだり日光浴したいってもんです。

 そんなブラチスラバ市民が行くところ、それはです。

 ぱっと見、海っぽく見えますが湖です。ここはブラチスラバ中心地から車で20分くらい走ればいけるところにあるZlaté Pieskyという湖です。

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 湖では泳げるほか、すぐ近くにビーチバレーコート、テニス場、バスケットボールコート、レストラン、ボートやカヌーの貸し出し等もあり完全にレジャーエリア化しております。湖上ではスタンドアップパドルボートやカヌーを使ってる人も見かけました。

 

 ちなみに湖と海の違いですが、まず湖には波が起きないので砂浜が形成されません。そのため、水面と陸地の境目は下流河川くらいのサイズの小石が多くある状態でして、素足で歩くと結構痛いです。多くの人が大きめのタオルやレジャーシートを敷いて日光浴をしていますが、場所を選んだり整地したりしないと石の角が背中に刺さります。

 あと、当然塩水ではないため水面すぐ近くまで植物が育つことができます。なので、湖のすぐ近くに芝生が形成されたり、大量の樹木が生えていたりします。

 あと、泳ぐ分には湖の方が何かと楽でした。海水じゃないので泳いだ後にシャワーをしっかり浴びたりとかしなくていいんですよね。ちょっと泳いで、体が冷たくなってきたら陸に上がってぼーっと日に当たって、それで暑くなってきたらまた泳いで、飽きてきたら軽く体を洗い流して適当に体拭いて帰れる。そこはお手軽で良いレジャーですね。